

宇宙のフロンティア『辺境宙域アレイダ』
本作の舞台です。
地球から途方もなく離れた、宇宙の最果てであり、
いくつもの惑星・国家によって構成されています。
かつては宇宙開拓の最前線として栄えていましたが、
大戦の戦場となった事により荒廃。
地球との連絡も途絶え、完全に宇宙の孤児となりました。
ですが現地の人々は、たくましく生存。
誰の助けも借りず、独自の文明を発展させてきました。
そのため今でもアレイダの住人たちは、
自由と独立を貴ぶ傾向が強いです。
一方で、惑星間でのまとまりがありません。
誰もが自分の意志全開で生きている、
野蛮でフリーダムなフロンティア。
それが辺境宙域アレイダなのです。


アレイダの歴史
かつてのアレイダは、豊かな資源に溢れる宙域として栄えていました。
しかしある時、全宇宙を巻き込む大戦が勃発。アレイダもまたその戦場となり、激しい戦火に見舞われました。
その大戦により、開拓の指揮を行っていた地球は消滅。
還る場所を失ったアレイダの人々は、孤立状態に陥りました。
大戦が終結した後も混乱は続き、アレイダ各地で100年間にもわたって、内戦や紛争が頻発しました。
それが落ち着いてからも、近隣大国の侵略を受けたりしましたが、なんとか独立を保ち続け、今に至ります。

アレイダとロステク
大戦前のアレイダでは、宇宙開発の最前線として、先端科学の研究が進められていました。
アレイダが持つ豊富な資源は、その糧となりましたし、
地球周辺ではやりにくい『危険な研究』も行いやすかったのです。
ですが戦中・戦後の混乱の中で、当時の科学技術は用途と在処が忘れられ、
『失われた技術』と化していきました。
ロステクはその時代の遺物であり、中には超越的なテクノロジーも眠っている可能性があります。

アレイダの治安
アレイダ全体を包括する法は存在せず、地域ごとに法律・治安・倫理観は、大きく異なります。
強力な政府が民衆を統治している国もあれば、市民の自治性に任されている、半ば無政府状態の惑星もあります。
ですが全体的には、社会は未成熟で、治安はあまりよくないです。
反面、自由で解放的な地域とも言えます。

アレイダとテラフォーミング
人間が居住できない星を、居住可能に造り変えるテラフォーミング技術は、作中世界で確立しています。
ですが実行には数百年もの時間を要するため、採算上の理由などから、現在はほぼ使われていません。
舞台となる星々は、大戦前にテラフォーミングされた惑星や、元々居住可能だった惑星が主となっています。
それ以外の植民手段は、宇宙ステーションやドーム型都市の建造が、主流となっています。