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History

(魔術師事変)

 

 

ここに本編における魔術師たちの足跡を記録します。

 

 

 

 

 

 

 

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<グランドプロローグ:小説クロストライブ『境界の魔女と眠り児たち』~『変貌する世界と魔術師たち』>
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○201X年初秋。日本の神奈川県慶龍郡晴嵐町で、境界の壁が局地的に脆弱化。窓が頻繁に開くようになる。
 これを受けて不死の魔人ナハトブーフ、黒の魔人フリッツ・メフィスト、黒の魔女ニナ・ファウスト、
 独デュッセルドルフ・シュバルツイェーガー本部から日本支部へ移動する。

○仏オルレアン異端教会本部に駐在中の高天原衛示、その動きを察知。

 異端教会東京支部に警告メールを送る。
 東京支部で助祭を勤めていた高天原祈、黒の魔術師の到来を警戒する。

○またその裏で赤の魔女エスティ・ラプラス、米ネバダ州ウィザーズインク本社から日本支社に移動。
 赤の魔人レビ・マクスウェルは本社で待機。
 結果として、各トライブの幹部級の魔術師たちが、日本に集まってくる。
 
○境界の魔女リン、己の固有魔法『境界操作』を用いて窓を閉じるために、神奈川県晴嵐町を訪れる。
 そこで宇和島空・黒染美丹・紅沢駆馬ほか3名の若者と出会い、魔術を教える。
 また師弟の関係のみならず、友としての絆も深める。

○フリッツ・メフィスト、リンの固有魔法を看破。
 それをきっかけに、3つのトライブがリンの力を狙って動き出す。

○宇和島空ら、リンを守るために戦う。
 その戦いの果てに、リンはナハトブーフの手にかかり、死亡。
 遺物を手に入れたナハトブーフ、現世と隣世を隔てる『境界の壁』を破壊する。

○だがその直後、宇和島空らがナハトブーフを倒し、リンの遺物を取り戻す。
 それを用いて境界の壁を修復するも、遺物は無数の断片となり、世界中に飛び散る。





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<小説版~PBW開始前>
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○境界の壁が脆弱化し、窓が頻繁に開くようになる。
 世界中で魔術師が増加し、同時に各トライブの抗争が激化し始める。

○宇和島空ら、断片化したリンの遺物を探して動き始める。

○ナハトブーフ、半世紀以上にもわたり幹部として在籍し続けてきたシュバルツイェーガーを脱退。
 以降、トライブ無所属の魔術師となる。
 脱退前に黒の魔術師12名を殺害し、遺物にして取り込んだため、シュバルツイェーガー本部より
 ニナ・ファウスト及びフリッツ・メフィストに、ナハトブーフ討伐命令が下される。

○高天原衛示、仏オルレアン異端教会本部から東京支部に異動。
 妹の高天原祈と共に、日本で各事件の対応に当たる。

○赤の魔人レビ・マクスウェル、来日。
 以後ウィザーズインク日本支社の幹部研究員として、各事件の対応に当たる。

○トリスタニア・アルブス、各トライブの代表者に働きかけ、『魔術師秩序維持協定』を締結。
 古来より定められていた魔術師の法『存在秘匿原則』を徹底化すると共に、
 新たに『虐殺禁止原則』を条項に加える。

○そして境界の魔女の死から約1年後、再び物語が動き出す。





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<PBW開始>
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----<メインクエスト『或る魔術師の記憶』>----
○明日見秀、鷹野春道、竜崎圭、支倉響香、幅浜寧々里の5名、
 ゲームセンター『ウィズクラス』にて、人造生物・月館日羽と出会う。
 また前後して5名とも、それぞれ魔粒子を浴びて眠り児となる。
○明日見秀、鷹野春道、竜崎圭、支倉響香、幅浜寧々里、ナハトブーフに遭遇。
 この5名の覚醒を促すため、人造生物日羽、ナハトブーフに殺害される。
○この悲劇により、明日見秀らが魔術師となる。
 ナハトブーフを一度は倒すも、取り逃がす。
○トリスタニア・アルブス、明日見秀の記憶を、本人の同意の元に抽出。
 魔術師たちにその記憶を見せ、ナハトブーフ討伐の意志を強化せんと試みる。


----<メインクエスト『七つの断章』~ストーリー断章戦『始まりの刻』>----
○世界中に飛び散ったはずの境界の魔女の遺物『七つの断章』が、東京周辺で次々に見つかる。
 これを巡って、各トライブの抗争がさらに過熱する。


----<ストーリー断章戦『絶望の地下迷宮』前>----
○宇和島空ら、ナハトブーフと遭遇・交戦。
 激闘の末、これを倒すも、また復活される。
○ナハトブーフ、宇和島空らに殺された後、蘇生。
 七つの断章を一つ手に入れると共に、各トライブの抗争に本格介入してくる。


----<ストーリー断章戦『終焉の序曲』>----
○フリッツ・メフィスト、ナハトブーフとの戦いの果てに死亡。
 遺物『ドゥンケルハイト』、宮薙梓に受け継がれる。
 フリッツの体に埋め込まれていた先代黒の魔人の遺物『蔦の指環』、月宮英志に受け継がれる。


----<ストーリー断章戦『誰かのヒーローになりたい』>----
○エスティ・ラプラス、ナハトブーフとの戦いの末に死亡。
 マクスウェルの能力により蘇生するが、魔力を完全に消失し、普通の人間に戻る。
 蘇生時に体から排出された遺物『ラプラスのPDA』、土崎修に受け継がれる。
○エスティ・ラプラス、ウィザーズインク本社ラボに異動。
 またマクスウェルも限界を超えて能力を使った後遺症により、魔力を大幅に失う。


----<ストーリー断章戦『崩壊の旋律』>----
○調停者フリオ・バンディーニ及び御統鴉、ナハトブーフとの戦いで死亡。他の魔術師たちに想いを託す。
 フリオの遺物『純白の鋲』と、鴉の遺物『博覧狂記』は、それぞれ神崎綾兎と緒方歩に受け継がれる。
○高天原衛示、度重なる死闘の末に、魔力を大幅に失う。


----<ストーリー断章戦『託された未来』>----
○各トライブの魔術師たち、死闘の末にナハトブーフを倒す。
 七つの断章及び、ナハトブーフの遺物の所在は不明となる。


----<ストーリー断章戦EX『運命の輪』>----
○月館日羽、魔粒子の力を打ち消す特殊能力を発現する。
 この能力を巡り、各トライブの戦いが始まる。
○それに呼応するように、しばらく姿を消していた明日見秀、ウィズクラスに帰還。
 月館日羽の保護のため、仲間たちと共に動き出す。


----<ストーリー断章戦EX『決別の刻』>----
○3つのトライブの垣根を取り払った『無のトライブ』、
 シウ・ベルアートらの呼びかけの元に、暫定的に発足。
 明日見秀らと協力し、月館日羽の保護を主目的として動き出す。


----<ストーリー断章戦EX『Beast awakens』>----
○ナハトブーフ、月館日羽の体を拠り代に復活。各トライブの拠点を襲撃する。
 魔術師らは総力を挙げ、これを撃退する。


----<ストーリー断章戦EX『Epitaph』>----
○ナハトブーフ、各トライブの魔人・魔女を直接襲撃。
 高天原衛示、ニナ・ファウスト、レビ・マクスウェルが捕虜となる。
○各トライブの魔術師が、捕虜となった魔人・魔女を奪還するも、それぞれ消耗が激しく無力化。
 当面ナハトブーフへの対処は、各魔術師たちに委任される。


----<ストーリー断章戦EX『Farewell』>----
○傍観者であり続けたトリスタニア・アルブス、各トライブの魔術師たちの呼びかけにより、
 傍観者である事をやめる。
○各トライブの魔術師たち、月館日羽に取り憑いたナハトブーフの魂を打ち払う。
 ナハトブーフ(カール・ウルフェンシュタイン)の意志は、三坂忍に受け継がれる。
○かくして月館日羽は能力と記憶を封印された上で、日常に帰る。
 ナハトブーフが引き起こした一連の事件と悲劇は、これを以って完全に収束する。


----<ストーリー断章戦EX『それぞれの明日』>----
○高天原衛示、ニナ・ファウスト、レビ・マクスウェル、それぞれの理由により本国に帰還する。
 またその代理人として、境界の魔女の弟子たちが、各トライブの臨時幹部に就任する。
 白は宇和島空、黒は黒染美丹、赤は紅沢駆馬。
 以上3名の監督下、トライブ間の抗争は、ひとまず沈静化する。
○また前後して、各トライブの幹部も日本に帰国。
 3名の臨時幹部は、そのまま各トライブの『代理人』として、トライブ内に留まる。


----<メインクエスト『調停者編』>----
○宇和島空・黒染美丹・紅沢駆馬、各トライブの魔術師と出会う。
 彼らが境界の魔女の遺物の情報を入手するため、代理人の仕事を請け負った事情が説明される。

----<ストーリー調停者編①『再び運命が動き出す』>----
○遺物の力を使える特殊な知的個体が出現。
 代理人3名、各トライブの魔術師たちと、知的個体の討伐に当たる。
 その過程で各代理人のこれまでの行動経緯が、さらに詳しく説明される。
  ・ナハトブーフを追う傍ら、各トライブの魔術師たちを観察していた事。
   その中には信頼できそうな者も多数いると思った事。
  ・そこで協力を申し出ようとしたところ、正体不明の襲撃者に襲われ、無力化された事。
  ・動けるようになったのは、全てが終わった後だった事などが語られる。
○蒼桜レイズ、御統鴉の古書店に隠し書庫がある事を偶然発見。
○三間修悟・朝倉ユウキ・神楽坂土御門、それぞれのルートで知的個体の情報を入手。
 今回出現した知的個体が『降魔』という、通常の落とし児とは異なる存在である事を確認。
○各トライブの魔術師たち、代理人と協力し、知的個体を討伐。
 だがその直後、白の拠点が何者かの襲撃を受ける。
 これにより高天原祈が重傷を負う。現場には以下のメッセージが、血文字で残されていた。
 『平穏が永く続くと思うな。獣の世界はまた始まる』


----<ストーリー調停者編②『惨劇の舞台の幕が開く』>----
○『降魔』が落とし児の群れを率いて、3つのトライブの拠点を襲撃。
 各トライブの魔術師たち、その迎撃を行う。
○シウ・ベルアート、祈の昏睡の原因を取り除く事に成功する。
○蛇穴花、高天原衛示を通じ、異端教会上層部の意向について情報入手。
 襲撃者が黒の魔術師であった事から、黒のトライブに対し抗戦の意を固めている事を掴む。
○川村蛍一、『襲撃者』に接触・交戦。
 自身の持てる能力を駆使し、一太刀浴びせる事に成功する。
〇宮内麻友莉、他の魔術師たちの質問を、調停者アルバート・パイソンに伝える。
 今回の襲撃者の件について、アルバート~トリスタニア間で情報がやり取りされてない事が判明。
○三坂忍、知的個体『風伯』の複製体を作成。
 隣世に散逸したと思しき『七つの断章』を集めさせるため、隣世に派遣する。
○各トライブの魔術師、降魔の迎撃に成功。
 しかし突如開いた窓により、降魔たちを構成していた魔粒子は、隣世に回収される。
 これと同時に、降魔は『大いなる敵』の斥候である事が示唆される。


----<ストーリー調停者編③『黒幕っぽいヤツが動き出す』>----
○白と黒のトライブ間の緊張が激化。
 上層部の意向が『抗争』に向かおうとする中、各魔術師はそれぞれの行動を開始する。
○緋崎咎女、独自の研究により、落とし児と魔術の真理に一歩近づく。
○緒方歩、各トライブの幹部4名に美味な料理を振る舞い、調和を促す。
○ジルギス・ランバート、高天原衛示と面会。
 白の上層部に『抗争より襲撃者の正体を把握する事を優先』するよう訴え、一部の賛同を得る。
○リミット・ファントム、黒の拠点にてニナ・ファウストと面会。
 ニナの誇りを巧妙に刺激し、彼女の目的意識を、白との抗争より『襲撃者を狩る事』に向けさせる。
○月宮英志、遺物『蔦の指環』を用いて、襲撃者の目的が『魔術師の殺害』ではない事を掴む。
○三坂忍、襲撃者と接触。狂気を孕んだ独自の行動により、状況をより緊迫させる。
○四条有理、代理人や他の魔術師たちと協力し、襲撃者と交戦。
 だがその隙に、赤が保管していた遺物を奪われ、白と黒にばら撒かれる。
○クレア・ラシル、己の固有魔法を用いて、『無色の間』への道を切り開く。
 さらに他の魔術師の援護を受けつつ、襲撃者の正体を暴く事に成功する。
○シウ・ベルアート、各トライブの上層部に休戦協定を結ぶことを提案するも、上層部はこれを却下。
 その反応を受けたシウ、『無のトライブ』の再発足を宣言する。


----<ストーリー調停者編④『獣の世界で信念を貫く』>----
○各魔術師の行動により、3トライブの抗争は、当初の流れより小規模になった。
 しかし各トライブ本部の『強硬派』魔術師たちは、なおも抗争路線を進めようとし、東京に人員を送り込む。
 これを受けて日本支部の魔術師たちも、行動を開始する。
○リミット・ファントム、ニナ・ファウストを襲撃。
 一方でScarlet・Seeker、白の拠点を襲撃。白黒の対立が深まる。
○神楽坂土御門と佐藤静子、高天原祈を目覚めさせようとそれぞれ尽力。祈がついに昏睡状態から目覚める。
○緒方歩、坂城大翔、四条有理、クリス・エリスアーナ、ジルギス・ランバートの5名、
 『トライブ連絡調整会』を発足。代理人3名もこれに参加する事になる。
○ナルヴィ・デザイアと渡良瀬祭とジルギス・ランバート、手段に差違はあれど、強硬派抑止の為に動く。
○朝倉ユウキ、襲撃者から読み取った記憶を、映像として再生。
 トリスタニアが無色の間で、姿の見えない『黒霧の声』と会話していた事実を解き明かす。
○シウ・ベルアートに協力した蘇我修司と、赤の魔女の名代となったジャック・コールハティ、
 警察/赤/白上層部の三者交渉を決行。結果として『白と赤の同盟VS黒』の構図が確立する。
○橘優祐、エスティ・ラプラスが『虐殺禁止原則』の庇護下にない事を察知。ラプラスを襲撃者から救う。
○ヴリル・ユナイト、無色の間にて、未分化魔粒子の集合体を発見する。
○土橋修、織部瑞月、灯仁、襲撃者と交戦。本心を聞き出す。
 それにより襲撃者がかつて『夜の書』を読み、魔術師を鍛える為に抗争を煽っていた事実が判明する。
○辻崎拓也、襲撃者の攻撃で致命傷を負う。死の絶望と力への渇望から第二覚醒、『武具の魔人』となる。


----<ストーリー調停者編最終話『世界は色を変えていく』>----
○トリスタニア、『虐殺禁止原則』を破棄すると共に、シュバルツイェーガーに入る。
 これにより黒はトリスタニアの持つ多数の遺物を入手。白赤同盟に対し、殲滅戦を仕掛ける。
○トライブ連絡調整会、和平成立の為に動く。一方無のトライブ、トリスタニア鎮圧の為に動く。
 さらにFabre Noteの一部のメンバー、調停者アルバート・パイソンの護衛等に動く。
○緒方歩、ニナ・ファウストに対し和平交渉を行うも失敗。
 それに対する悲嘆と、トリスタニアへの憤怒等から第二覚醒。『転変の魔女』となる。
○レビ・マクスウェル、綾子・アイヒマンの計略に嵌り、神経毒を受けて昏倒。
 そこに降魔シェイプシフタ―の奇襲を受け、死亡。遺物『マクスウェルのスマートフォン』となる。
○三坂忍、高天原衛示及びフランチェスカ・ロシュミットと交戦。
 ジャック・コールハティと蛇穴花、ニナ・ファウストと交戦。いずれも死闘となる。
○満月美華、ニナ・ファウストと交戦し、重傷を負う。
 屍の山を築き続け、なお平和を得られなかった絶望から第二覚醒。『暴食の魔女』となる。
○蒼桜レイズ、ドイツの死に関する魔術師の互助組織『死を超越する会』の仲間に働きかけ、
 シュバルツイェーガー本部解体の工作を開始する。
○緋崎咎女、積み重ねてきた研究成果と固有魔法と献身により、遂にラプラスの魔力を取り戻す。
○佐藤静子、高天原衛示を突如襲撃すると共に、遥か以前に第二覚醒を遂げていた事を明かす。
 以後『白亜の魔女』と名乗り、白を脱退。在野の魔術師となる。
○朝倉ユウキの固有魔法により、トリスタニアが多重人格者である事と、その目的が判明する。
 灯仁、辻崎拓也、神楽坂土御門、トリスタニアの裏人格『アーテル』に全力で抗戦。
 土崎修、織部瑞月、トリスタニアの元人格『アルブス』が戻るよう呼びかける。
○その死闘のさなか、蘇我修司がシウ・ベルアートを庇って致命傷を受ける。
 それによりシウ、第二覚醒。『灰色の魔人』となり、アルブスを蘇らせる。
○だがその直後、何者かによりアルブスは連れ去られた。
 またその者により、世界の真実が記された魔導書『夜の書』が、東京にある事実が語られる。


----<ストーリーインターミッション『静穏の彼方』>----
○突如出現した『墓地異界』を、様々な魔術師が訪れる。
○緒方あゆみ、レビ・マクスウェルの墓前で、彼の使命を受け継ぐ事を誓う。
○シウ・ベルアート、フリオと鴉の墓前で、フリオの遺志を継ぐ事を誓う。
 フリオの幻影に激励されると共に、鴉の幻影に古書店の居住許可を得る。
○ジルギス・ランバート、『犠牲なき力を得る為』、死者の墓前に告げる。
 葛藤と苦難の末に得た誓いは、『誓約の指環』となり、以後ジギーの力となる。
○蘇我修司、魔術被害者たちに墓参。公安部の眠り児数十名が一斉覚醒する。
○緋崎咎女、今後行うある重要な件について、意志を貫く事を先達の墓前に誓う。
○坂城大翔、トライブの意向に反した事についてのケジメをつけに行く。
○リミット・ファントム、大いなる敵の力を利用し、魔術師を導くことは可能かと
 高天原衛示に提言。同時に遺物『ドラゴライズ』を譲渡する。
○宮内麻友莉とアルバート・パイソン、互いの過去と未来について重要な会話を交わす。
 マユリの死については、非常にわかりにくい形で拒否される。
○渡良瀬祭と紫雨玲の関係性について、詳細が明かされる。


----<ストーリー黄昏編第1話『地域占領:新宿の死闘』>----
○各トライブ、夜の書の捜索を開始するも、見つからず。
 そこで唯一捜索の手が及んでいない、中立地域新宿に着目。
 戦略上重要な区である事もあり、3トライブが新宿制圧に乗り出す。
○緋崎咎女の進言により、赤のトライブの水面下で、レビ・マクスウェル再生計画が動き出す。
○クレア・ラシル、幅浜寧々里に依頼し、対シェイプシフター用索敵システムの製造を開始。
○浅川栄一、独自の理論により、過去に交戦した落とし児の複製体『異形』の製造に成功する。
○渡良瀬祭と紫雨玲、祭の自宅にてウィズクラス及び元代理人の面々を保護する。
 トリーネ・エスティード、クリス・エリスアーナ、神崎綾兎も、その説得と撤退に協力する。
○灯仁、土崎修、織部瑞月、マクスウェルの遺物を取り戻す為、シェイプシフターと交戦。
 激闘の末に、遺物の奪還に成功する(遺物はラプラスの手に渡る)。
○Scarlet・Seeker、高天原祈と白の魔術師3名を同時に相手取り、決死の足止めに成功。
 宮薙梓、ニナ・ファウストの影武者となり、立花透と満月美華を引きつける事に成功。
 これにより黒は新宿御苑を突破し、地下道に歩みを進める。
○ジルギス・ランバート、ウィズクラス直下の地下道にて、黒の軍勢を迎撃。
 しかしニナの生命を守ろうとした事が仇となり、綾子・アイヒマンの毒攻撃に倒れる。
 これにより黒は地下道の防衛線を突破し、建造中の赤の地下施設に歩みを進める。
○川村蛍一、朝倉ユウキ、橘祐介、東條美沙、緒方歩、地下施設にて黒の軍勢を迎撃。
 獅堂勇、三間修悟、坂城大翔がこれに交戦。激戦の末、赤の魔術師たちを撤退させる。
 かくして新宿は、黒のトライブの占領下となる。


----<ストーリー黄昏編第2話『夜の書』>----
○新宿を占領した黒のトライブ、夜の書がナハトブーフの館の地下にある情報を入手。
 当該地に向かい、白と赤もそれを追う。
○宮薙梓、白と赤の従者を大量に傀儡化する。
 四条有理、立花透、朝倉ユウキらの白赤同盟軍、これを迎撃する。
○FabreNoteの神崎綾兎、ナルヴィ・デザイア、宮内麻友莉、渡良瀬祭、紫雨玲、
 ラーズ・クロイツの6名、赤の魔術師の依頼により、三間修悟ら黒の軍勢と交戦。
 更に満月美華と玉響響、ニナ・ファウスト及びアリシア・ヴィッカーズと交戦。
 決戦級遺物『ヘキセンリート』の破壊に成功し、黒の進行速度を遅らせる。
○シウ・ベルアートと蘇我修司、調停者の条件について、ほぼ正答に辿り着く。
 アルバートの承認の元、調停者の一員となり、シェイプシフター討伐に向かう。
○緋崎咎女、蓄積した研究成果により、自らの魔女化に成功。『構築の魔女』となる。
 更に各トライブの魔術師、シェイプシフターを迎撃。
 討伐は叶わなかったものの、シェイプシフターの所有遺物の内、3つを奪還する。
○ナハトブーフの館に向かった魔術師たち、シェイプシフターと遭遇。
 トリスタニア・ルーフスの助力を得て、シェイプシフターを撃退する。
○夜の書を巡り、白黒赤の魔術師8名による争奪戦が行われる。
 その戦いの中で、書の魔力に触れた者たちが第二覚醒を遂げる。
 第二覚醒者は川村蛍一、灯仁、リミット・ファントム、三坂忍、神楽坂土御門。
○三坂忍、激戦を制し、夜の書を入手する。
 しかし書の影響により、精神変容が発生。遅れて到着したニナに救われる。
○ニナ・ファウスト、夜の書と同化。
 『終焉の魔女』となり、全ての魔術師を遺物化する為に動き出す。

 

 

 

----<ストーリー黄昏編第3話『運命の交差』>----
○夜の書の真実が判明した事を踏まえ、3トライブが今一度、今後の道を探る。
 また各魔術師、隣世の調査及び、終焉の魔女ニナ・ファウストの対処に当たる。
○土橋修、隣世にて固有魔法『Maybe true』を用い、隣神の気配と思しきものを掴む。
 固有魔法使用の代償は、織部瑞月の手によって軽減される。
○三間修悟と橘優祐、隣世の深層にて知的個体『風伯』と遭遇。七つの断章の行方を掴む。
○トリーネ・エスティード、虐殺禁止原則再締結に必要な防犯システムを構築。
○緒方歩に同意した宮薙梓、結解冥、渡良瀬祭、玉響憩ら、それぞれ和平に尽力。
 各トライブへの上層部や現場の魔術師に対し、様々な働きかけを行う。
○リミット・ファントム、平和に尽力する事を決意し、『暁の魔人』を襲名。
 ジルギス・ランバート、朝倉ユウキらと共に、全魔術師の滅亡を願う佐藤静子を撃退する。
○さらに緒方歩、黒の上層部に対し、ジギーの案も取り交ぜつつ直接交渉。
 これにより遂に和平が成立し、隣神に抗う為の共闘体制が構築される。
 同時に虐殺禁止原則が、トリーネのシステムと和平により、事実上再締結される。
○満月美華、三坂忍、神楽坂土御門、シウ・ベルアート、ニナの救出を試行。
 夜の書の摘出・分断・無害化に成功する。
○だがニナは黒の魔術師たちの第二覚醒を促す為、死を覚悟して戦闘を続行。
 調停者、Fabre Note、灯仁、ニナの討伐を行う。
○神崎綾兎、ニナの魔力を無力化。そしてニナ、最終的に獅堂勇の手によって討たれる。
 獅堂勇、第二覚醒。『終尾の魔人』となると共に、ニナの遺物『魔女の短剣』を受け継ぐ。
○エスティ・ラプラス、蘇我修司の依頼を受け、マクスウェルの遺物でニナの肉体を再生。
 同時にシウ・ベルアート、ニナの記憶を再構築。『黒の魔女ニナ』の状態に戻す。
○灯仁、無害化された夜の書の割譲を提言。
 アルバート・パイソンと神楽坂土御門により、夜の書は七つの断片に分割される。
○ニナ、魔力を完全に失い普通の人間になるも、指揮官として黒のトライブに戻る。
 三坂忍、収奪したレオンの意志から、隣神を討つ為の『魔弾』を作成する。
○トリスタニア・ルーフス、シウの追及を受けるも、行動指針が変化したと告げる。
 ジギーの提案に従い、レオンの記憶を各魔術師に共有する事を決断。
 また『最後の仕事』が終わり次第、魔術師たちに殺される事を約束する。

 

 

 

----<ストーリー黄昏編インターミッション『陽だまりの中で』>----

○3トライブが当面の仕事を終え、束の間の休息を得る。

 魔術師たちはそれぞれの平穏を享受する。

○橘優佑、クレア・ラシル、浅川栄一、ヴリル・ユナイト、最終決戦に必要な知識を それぞれ調査して得る。

○三間修悟、己の目的の為、シュバルツイェーガーを脱退する。

○佐藤静子、来栖朔実と再会・対決。力を認められるも、逃げられる。

○満月美華、フランス異端教会本部修道院に移動。 迫りくる死を克服する為、『不老延命』の体得を試行する。

○獅堂勇、ニナ・ファウストの遺物『魔女の短剣』と固有魔法を正式に受け継ぐ。

○リミット・ファントム、異端教会本部にて『暁の書』原典を紐解く。

 始祖たちの想いに触れ、その願いを果たそうと決意する。

○緋崎咎女、レビ・マクスウェル再生計画に、完成の目途を立てる。

○灯仁、赤の魔人になる為、アルバート・パイソンと決闘。

 力を認められ、エスティ・ラプラスの承認の元、五代目赤の魔人となる。

○宮薙梓、緒方歩、結解冥、シウ・ベルアート、蘇我修司ら、

 各トライブの幹部と和平後の事について話し合う。

 議論の末、ついに3トライブ間において、継続的和平の目が成立する。

○トリーネ・エスティード、虐殺禁止原則を執行する為のシステムの製作費を蘇我修司に請求。

 蘇我が多額の借金を背負う。

○三坂忍、ニナ・ファウストに求婚。

 『家族たちが同意するなら』という条件付きで、ニナの婚姻同意を得る。

○宮内麻友莉、アルバート・パイソンに求愛。

 遺物『トラヴィスの指環』を渡され、結婚の約束を交わす。

 

 

 

----<ストーリー黄昏編第4話『未来の悲劇』>----
○降魔の大軍勢が、3トライブの本部を同時強襲。日本の魔術師に救援要請が来る。
 同時に風伯複製体が、七つの断章を持って隣世から帰還。魔術師抹殺の為に動き出す。
 一方でトリスタニア・ルーフスともふが、隣神の居所の捜索に出立する。
 魔術師たちは各件対応の為、それぞれの行動を開始する。
○赤の本部にて立花透、緒方あゆみ、朝倉ユウキ、結解冥、浅川栄一、田中征らが奮戦。
 一方で黛深墨、ウィズクラスの面々が遺物得られるよう動く。彼らの戦力が強化される。
○佐藤静子、ジルギス・ランバート、四条有理、満月美華、玉響憩、白の本部を救援する。
○黒の本部にて、宮薙梓、獅童勇、クレア・ラシル、坂城大翔、蒼桜レイズらが降魔に応戦。
 またリミット・ファントムも、祈と共に参戦。
 クレアが『夜の断章』貸与をきっかけに第二覚醒、『希望の魔女』となる。
○一方で綾子・アイヒマン、自身の復讐と黒の未来の為、黒の上層部の暗殺を決行。
 単身にて上層部全員を倒すも、止めを刺す前に梓に阻止され、クーデターに失敗。矛を収める。
○各魔術師の奮闘により、3トライブの本部防衛に成功する。
○風伯複製体、三坂忍が提示した和平案を跳ね除け、魔術師たちと激突。
 自らの望みに従って戦うが、敗れて消滅する。
 風伯の疑似遺物(風伯を構成していた魔粒子の結晶体)は、橘優佑に渡る。
○三間修悟、『窓を永遠に閉めた後、全魔術師を殺害する』という目的を明かす。
 これに反対した宇和島空と決闘。敗れるも、ある種の敬意を受ける。
○隣世に向かった魔術師たち、シェイプシフターと遭遇。
 各魔術師の奮闘、シウ・ベルアートと緋崎咎女の策により、遂に敗れる。
 遺物は緋崎咎女の手に渡る。
○土崎修と織部瑞樹、隣神の居所を発見。魔術師たちは急行する。
 そこで隣神の正体が、『形をもたないまま意志を持った3種の魔粒子の塊』である事が判明。
 肉体を持たないが故に、一切ダメージを与えられない事がわかる。
○故にトリスタニアが最後の仕事として、隣神と自分の肉体を合成。ダメージを与えられるようにする。
 魔術師たちを現世に一度帰還させ、手勢を集めて自分を討つよう頼む。
 かくして最後の戦いが始まる。

 

 


----<ストーリー黄昏編第5話『三つの色で悲劇を断ち切る』>----

○現世の魔術師たちが総力を上げ、隣神討滅に動き出す。

 また宇和島空、境界の魔女リンの遺物『七つの断章』を使い、隣世への道を切り開く。

 東京在住の戦力の大半が、隣世での最終決戦に向かう。

○一方、現世に残っていた全ての降魔が、東京新宿の3トライブ合同拠点を陥落させようと行動を開始。

 リミット・ファントム、四条 有理、朝倉 ユウキら、エスティ・ラプラスや他の魔術師と共に迎撃を行う。

 またトリーネ・エスティード、黛深墨も、ウィズクラスの面々と共に迎撃戦に参加する。

 浅川栄一、初代赤の魔人の遺物を用い、戦況を確認。各魔術師たちのサポートを行う。

○強敵『赤の降魔』『使役の降魔』出現。

 リミット、シジョウ、ユウキ、トリーネ、深墨、ウィズクラス各員、現世を護る為に奮戦する。

○またメアリ・アンバースデイ、吉部充実、ララ・マイヤーも駆けつけて助力。

 それでも追い詰められた所に、満月美華が参戦。降魔と落とし児の群れを倒し、現世を護る事に成功する。

 

○その頃、高天原祈とニナ・ファウスト、隣神への道を切り開く為、露払いを敢行。

 もふ及び各魔術師も、それに同行する。

○その出発に先駆け、綾子・アイヒマン、ニナに対し『人体合成』を試行。

 己の全存在と引き換えに、ニナを魔術師に戻す。
○緒方 歩、隣世深層に立ち込める悪意の影響を中和。魔術師たちを悪意の侵食から護る。
 また橘 優祐、隣神へのルート確保に専心。隣神の居所に魔術師たちを導く。

○そこに降魔の群れが立ちはだかる。

 だが玉響 憩、ノルディア・バルカロール、結解 冥、協力して共に露払いを行う。

 松井十一もあゆみを護りつつ、降魔に抗戦する。

○宮薙梓、ニナや他の魔術師と共に、行く手を阻む『漆黒の降魔』を討滅。隣神への道を切り開く。
○その頃、現世にて佐藤 静子が来栖朔美と接触。互いの目的の為の協力関係を結ぶ。

 そうして日羽の記憶を取り戻させ、眠り児化。共に隣世に向かう。

○隣神討伐班の魔術師たち、隣神の元に辿り着く。

 メンバーは高天原衛示、宇和島空、黒染美丹、紅沢駆馬、アルバート・パイソンほか多数の魔術師。

 この魔術師らにより、隣神との最終決戦が始まる。

○渡良瀬 祭と紫雨 玲、連携して隣神と交戦。マツリの毒によって隣神の魔力を削ぐ。
○三間修悟、
坂城 大翔、田中 征、辻崎拓也、立花透、それぞれの全力を尽くし隣神を攻撃。

 宮内 麻友莉もアルバートと共に、隣神に傷を負わせる。

○蒼桜 レイズ、隣神の攻撃により死亡。遺物『禍つ魄の死役』は、相方の少女に受け継がれる。

 また少女は遺物『ヴァルプルギスナハト』を起動。

 それにより作られた異形ソルピニア・アルブスと共に、隣神に挑む。
○そこにヴリル・ユナイトが駆けつけて参戦。傷つき倒れた魔術師たちを鼓舞する。

 再起した魔術師たち、隣神になおも挑む。隣神を追い詰めた所で、第二陣の魔術師が到着する。


○ジルギス・ランバート、クレア・ラシル、各魔術師のサポートをしつつ隣神と交戦。

 神楽坂土御門も、実体化した『鴉の書』と共に共闘。

 さらに土橋修、織部瑞樹、獅童勇らも奮戦。しかし隣神の大規模攻撃魔術に押される。

○そこに眠り児となった月舘日羽が到着。異形ソルピニアと融合し、魔術師の力を得る。

 日羽の固有魔法によって、防御力が劇的に高まった魔術師たち、戦闘を続行する。

 川村蛍一も参戦、トリスタニアを人に戻す為に闘う。

○その死闘の果てに、灯仁が現世の全ての人々の希望を込めた一撃を放つ。

 これにより隣神は遂に斃され、トリスタニアと隣神の意志が混ざった遺物が遺される。

○川村蛍一、トリスタニアを転生させる為、その遺物を使い潰す。

 またジルギス・ランバート、蘇我修司、シウ・ベルアートも、それぞれ転生の後押しを行う。

 遺物は消滅し、トリスタニア転生の可否は不明となる。

○闘いの後、三坂 忍、現世に人の悪意が還元されるシステムを構築しようと動く。

 だが蘇我がこれを阻止する為、忍に戦いを挑む。激闘の果てに蘇我が勝利、忍の願いは止められる。

○しかし忍の願いの本質は、各魔術師に伝わる。

 それを受け取った神楽坂土御門、隣世の深層と高層を繋ぐための『境界操作』を試行。

 さらにナルヴィ・デザイアも、隣世の構造を破壊する為、己の全てをかけて固有魔法を発動する。

 それらの意志が境界の魔女リンの遺物『七つの断章』と共鳴。

 隣世の深層と高層が繋がり、同時に隣世が崩壊し始める。

○それでも隣世に残った悪意を消し去る為、シウ・ベルアートが隣世に残る。

 各魔術師たちは脱出し、現世に帰還。これにより長い闘いが終結する。
 

○闘いの後、緋崎 咎女、隣世と現世を繋ぐ『窓』を固着化させる事を試行。

 しかしそれを察知した宇和島空に止められる。

○そこで魔術師たちの闘いを見守っていた、境界の魔女リンが顕現。

 己の遺物を全世界に拡散、境界の壁を修復する。

 かくして現世に平穏が戻り、魔術師たちの日常が帰ってくる。

 

○そして、今――

 大いなる悲劇は終わった。

 しかし、魔術師たちの物語は終わらない。

 彼らの心に、今を生きる意志がある限り――
 

 

 

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