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拡張世界観

ここでは、本作の基本的な世界観とは異なる『拡張世界観』についてご説明します。

こちらを採用すると、通常の平穏な世界観とは違う、よりハードな世界を舞台にセッションする事が可能です。

<概要:拡張世界観『3トライブ抗争編』>

 それは3トライブが和平を迎える前、魔術師世界がまだ混沌としていた時代。
 各トライブの魔術師たちは、己の信念と願いに従い、熾烈な抗争を繰り広げていた。

白のトライブ『異端教会』。
 世の人々の安寧を護るため、魔術師世界の平定と管理を目指す、正義の体現者たち。

黒のトライブ『シュバルツイェーガー』。
 3トライブを力で統一し、人類社会の支配をも目論む、闇の狩人たち。

赤のトライブ『ウィザーズインク』。
 抗争の中で力を磨き、最終的には魔術師世界の覇権を握る事を企てる、理の追及者たち。

 3つのトライブは時に協力する事は有れど、芯の部分は決して相容れず、
 幾度とない衝突を繰り返していた。

 その頃、魔術師の命は今よりずっと軽く、しかし魂は熱かった。

 ――これはそんな、闘争と混沌の時代を熱く駆け抜ける、魔術師たちの物語である――

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<基本世界観との主な変更点>

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・舞台は基本世界観のパラレルワールド。

 3トライブは和平しておらず、互いの信念を懸けて、熱い抗争を繰り広げている。

・世界設定の多くは共通しているが、基本世界観と同じ歴史を辿るとは限らない。

 この世界でどのような歴史が築かれるか、抗争の結末がどうなるか、全てはGMとPLの自由。

・時系列は201X年。

 当時は東京周辺で『窓』が頻繁に開き、魔術師の誕生頻度・落とし児の出現頻度も高い。
 その為、東京が3トライブ抗争の最前線となっており、頻繁に戦闘が発生する。

・3トライブは言い方こそ違えど、魔術師世界の頂点に立つ事を目指している。
 他トライブの打倒が最優先目的であり、和平を目的とはしていない。

・3トライブは互いに対立しているが、共通の目的があれば、一時的に共闘する事は多々ある。
 特に赤のトライブは思想性が薄いため、白とも黒ともよく共闘する。

・『七つの断章』と呼ばれる、入手するだけで強力な魔力をもたらす遺物の欠片が、東京各地に散らばっている。
 それを巡る争奪戦がしばしば起き、抗争を加速させている。

 断章の数は全部で七つあり、全て集めると任意に『窓』を開ける、唯一無二の力が発現する。

 また各断章は一つだけでも、装備者の魔力を強化する効果を持つ。具体的な効果は、GMが自由に設定可能。

・全てのトライブ所属者は、以下のルールに従い抗争を行う。

  ①抗争中においても、魔術師の存在を一般人に大々的にアピールしてはならない。
  ②自分より明らかに弱い魔術師を、遺物獲得目的で殺してはならない。
   ただし力量に明らかな差があっても、双方に決闘の同意がある時は、その限りではない。
   また『戦場』と指定された場所では、戦闘参加者全員に『決闘の同意がある』と見なす。
 以上のルールに違反した者は、『調停者』による厳罰を受ける。
 なおトライブ無所属の魔術師に対しては、上記のルールは適用されない。

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<NPC

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3トライブ抗争編では、NPCの顔ぶれ・立場・行動原理などが、基本世界観と異なる。

以下にその詳細を紹介する。

<白のトライブ『異端教会』所属者>

<黒のトライブ『シュバルツイェーガー』所属者>

<赤のトライブ『ウィザーズインク』所属者>

<魔術師世界の法の番人『調停者』所属者>

<無所属・その他>

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<トライブ勢力図

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東京23区は、それぞれ各トライブの拠点が建設され、勢力下に置かれている。

PCは自分が所属しているトライブの勢力圏内にいれば、ドラマパートや戦闘時に、様々なメリットを得られる。

メリットの具体的な内容は、GMごとに自由に設定可能。

なお3トライブの勢力分布図は、以下の通り。

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