ルールQ&A
ここでは今までにBBS等に寄せられた質問とその回答を、簡易に記述してあります。
細かなルールは、GMによって改変可能ですが、指針として参考にして抱ければと思います。
<Q:『スナイパーライフル』など、準備期間が必要な武器を使用した時の処理について>
A:準備期間が必要な武器とは、具体的には次の手順で処理されます。
・戦闘開始後、1回目に通常攻撃を行った時、結果は『準備行動を行った』となる。
・その後、2回目に通常攻撃を行った時、結果は『通常攻撃を行った』となる。
・その後、3回目に通常攻撃を行った時、結果は再び『準備行動を行った』となる。
・その後、4回目に通常攻撃を行った時、結果は『通常攻撃を行った』となる。以降繰り返す。
つまり準備期間が必要な武器は、攻撃前に必ず一度はこの『準備期間を行った』という結果を
出さなければ、実際の通常攻撃は行えません。
その通常攻撃が、スキルや魔法効果によって行われたものであれ、例外なくそのように処理されます。
<Q:キャラクターの装備武器について>
キャラクターはセッション開始時点では、『メイン武器』を装備しているものと見なされます。
装備武器を変更する際は、その旨GMに申し出ます。
通常パートでは、切迫したタイミング以外では自由に行えますが、戦闘中の武器変更は手番を消費します。
<Q:装備品の必要ステータスについて>
装備品の中には、『必要体力3』とか、『必要敏捷性7』といった記述があるものがあります。
これはその装備品を装備するのに、必要なステータスを表します。
ここでいうステータスとは、『クラスや武器や防具による修正値を抜きにした元のステータス』の事です。
たとえば『必要体力3』の防具を装備する為には、キャラメイク時のステータス割り振りで、
体力を3以上に設定する必要があります。
<Q:スキル『ビーストウィザード』『バードウィザード』『武術の心得』の併用について>
上記の3つのスキルは、併用できません。同時に装備できるのは1つまでです。
<Q:『クイックスイッチ』の処理について>
A:武器の変更にターンを使用しないスキル『クイックスイッチ』で武器が変更できるのは、
自分の行動の手番のみです。それ以外の時は、武器は変更できません。
ただし武器の変更だけでは手番を消費せず、変更後に別の行動ができます。
<Q:装備品を変更する系の魔法を、人間以外のキャラが受けた時の処理>
A:赤の汎用魔法『武装転換』『武器解除』『防具解除』は、対象が人間のみなので、
動物と落とし児には無効です。
仮に固有魔法で『動物の武器も外せる』といった魔法が使用された場合は、
GMの裁量で自由に処理して結構です。
<Q:装備品を外す系の魔法を受けた時の最大HPの処理>
A:体力が増加する効果のある防具が外れた時は、それに伴い最大HPも減少します。
それにより現HPが最大HPを上回った場合、現HPは最大HPと同一値になります。
その後、再び最大HPが上がる装備を装備しなおしても、現HPは元に戻りません。
<Q:白の攻撃魔法『連続攻撃』は、物理攻撃か魔法攻撃か>
A:攻撃魔法の属性は、魔法効果の欄に書かれている事が全てです。
魔法によって発生した通常攻撃でも、『通常攻撃は物理ダメージ扱い』という原則があるので、
それはあくまで物理ダメージとして処理します。
それ以外の5属性による攻撃は、たとえ魔法以外による攻撃だとしても、魔法ダメージとして処理します。
※ただし攻撃の属性そのものを変更する魔法などもありますので、必ずしもその限りではありません。
たとえば火炎属性が付加された通常攻撃は、魔法ダメージとして処理します。
その他、冷気・電撃・大気・無の各属性を付加した攻撃も同様です。
<Q:連続攻撃可能な武器と、白の魔法『連続攻撃』は併用可能か>
A:併用可能です。ですが処理が煩雑になり、戦闘が長くなりがちというデメリットがあります。
セッションの状況を見て、使用するか否かを決めて下さい。
※バランス面でも不安が多いので、近日削除される予定もあります。
<Q:同一PCに『ステータス強化』と『ステータス弱体化』が同時にかかった時について>
A:ステータス強化とステータス弱体化が同時にかかった時は、相殺はされず別々に処理されます。
それは互いに延々と強化魔法と弱体化魔法を打ち合い続け、戦闘が進行しない展開を避けるためです。
なお強化と弱体化は重ね掛け可能ですが、基本的に限界値±10までです。
強化魔法の重ね掛けで、極度に戦闘力が高い魔術師を即席でこしらえる事はできません。
<Q:『固定ダメージ』について>
A:魔法効果の欄に『固定ダメージ』と記述されてる魔法は、敵の防御力に無関係にダメージを与えられます。
『無属性ダメージ15』と記述されていれば、相手の防御力が0でも20でも、15ダメージを与えます。
またこの固定ダメージには、汎用魔法『白の詠唱』『黒の詠唱』『赤の詠唱』も適用されます。
<Q:魔法によって創造されるアイテムの扱いについて>
A:PCが魔法によって創造したアイテムは、基本的に『8時間経つと消滅します』。
これは『一晩ゆっくり休めば消費したMPは回復する』という基本ルールと併用する事で、
アイテムの無限増殖が出来ないように付加したデメリットです。
※しかしそれ以外の恒久的MP回復方法があると、アイテム無限増殖が出来てしまいますので、
この点はGMもケースバイケースで、アンフェアなプレイは却下するよう処理して頂きたく思います。
<Q:GMによる固有魔法審査時の消費MP増加について>
A:基本的によほど理不尽な理由じゃない限り、バランス調整のための『消費MP増加勧告』には、
PCは従う事を推奨します。
もしも消費MPが高くなり、シナリオ中に乱発するとボス戦で魔力切れになる恐れがあるという場合は、
シナリオ中に固有魔法を乱発する事を避け、ボス戦に備えてMPを節約する事を推奨します。
<Q:汎用魔法『~の詠唱』と『~の儀式』について>
A:詠唱は重ね掛けは不可です。また儀式と詠唱の併用も不可です。
なお詠唱の効果は、『汎用攻撃魔法』と『汎用回復魔法』にのみ適用されます。
『特殊魔法』や『固有魔法』は適用外です。
<Q:セッション中に覚醒したPCのステータス変化について>
A:世界設定的には眠り児が魔術師に、魔術師が魔人or魔女に覚醒した際は、
クラスから装備可能な魔法まで一挙に変化する事になっています。
いずれかのPCがセッション中に覚醒し、その直後から覚醒に伴うステータス変化をさせたい際は、
あらかじめ覚醒後のキャラシートも作っておく必要があります。
ですがそれは手間が大きいですので、基本的には
『PCがセッション中に覚醒した際は、そのセッションの間は既存のキャラシートで通す。
そしてセッション後に新たなキャラシートを作り、次回のセッションからそれを使用する』
という方式をご使用頂く事をお勧めします。
覚醒に伴う戦力の向上は、GMから何らかのステータス強化やHP・MP回復を与えられる事によって、
ひとまず処理してもよろしいかと思います。
<Q:各魔法の処理と基本的解釈について>
A:あらゆる魔法の効果と処理は、基本的に魔法効果の欄に記述される文章が、文面通りに適用されます。
文面通りに適用する事が困難な時は、GMの判断を仰いで下さい。