<支倉響香の場合>
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竜崎「ああん!? どうしたんだよ響香、そのカッコは。もう始業時間だぞ」
響香「制服を変えた。今日からこれが、ウィズクラスの女子用制服だ」
竜崎「何? あのエプロンとかは?」
響香「エプロンはともかく、前のブラウスは胸元開き過ぎでな…店長の趣味か知らんが」
竜崎「はー…まぁ実質お前がもう店長みたいなもんだし、別にいいだろうけどよ」
響香「ところでどうだ、新制服は? キュンと来たりするか?」
竜崎「別に。なんつーか、どっかの大富豪とかに着いてる、秘書兼殺し屋って感じ」
響香「あっそ。張り合いのない奴だよお前は……」
竜崎(それよかまさか、二丁拳銃も制服に含まれるのか……? 大丈夫かこの店)
<幅浜寧々里の場合>
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春道「うぉっ!? どうしたんだ寧々里、そのカッコ?」
寧々里「……私も高校生となりましたし、これを機にイメチェンしたんです。
あのうさ耳パーカーは気に入ってましたが、私ももう子供じゃないし、卒業ですよ」
春道「そーなんだ、チンチクリン度はあんまり変わんない気がするけど」
寧々里「失敬な。ちなみにこの鞄には、ジャンクショップ『ハバネリ屋』で使う工具などが
入ってます。言わばいっぱしの職業婦人の証、立派なレディと言えるでしょう」
春道「これがレディなんだったら、オレでもレディになれそうだけど……」
寧々里「……だから春道はダメなんです。もう少し修行を積みなさい」
春道「えええ、なんでー!? なんか理不尽……」
<月館日羽の場合>
![](https://static.wixstatic.com/media/a27d24_bf446d9c837a4cb3a0c6529e701149b9~mv2.png/v1/fill/w_922,h_1200,al_c,q_90,enc_auto/a27d24_bf446d9c837a4cb3a0c6529e701149b9~mv2.png)
秀「えっ!? どうしたの日羽ちゃん、その服装は?」
日羽「あ、ちょっとイメチェンしたんだ。アルバートさんのお勧めもあってね」
秀「アルバートさんが!? な、なにゆえ……?」
日羽「『お前はソルピニアでも人造生物日羽でもない、別の人間なんだ。
あの二人とは別の恰好をしてもいいんじゃねーか?』ってね」
秀「なんだ、そうか……(なんかそういう趣味なのかと思った、あの人前科あるし)」
日羽「ところでどう、この服? 一生懸命選んだんだけど」
秀「あ、その……日羽ちゃんは、何を着ても可愛い……と思います、よ?」
日羽「ふふっ、ありがとう! 皆にも見せて来るね!」
秀「(見送りながら)……可憐だ」
<高天原祈の場合>
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もふ「んん? どうしたんですか祈さん、なんか服装ちょっと変わった気がしますが」
祈「私も背負う遺物が増え、教会での地位も少しだけ向上しましたからね。
より白の魔女らしくあろうと、聖女アリア様を模した服装を纏わせて頂く事にしました」
もふ「なんと…『恰好良い』という理由であの戦闘用法衣を着ていた祈さんが、
成長したもんですね…もふは感涙を禁じえねーです」
赤子秋水「だーだー」
祈「あら秋ちゃん、お腹減ったの? いまごはん用意しますからね」
もふ(こうして赤子をあやしてる姿は、聖女ってか『聖母』ですけど…)
<ニナ・ファウストの場合>
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リリ「ん~? どうしたんだいニナ、服装が少し変わったね」
ニナ「総帥閣下から頂いた礼服だ。狩人の象徴たる短剣に、猟兵の象徴たる拳銃。
染まらぬ意思を表す黒の布地に、永遠を表す金糸。トライブの粋が詰まっていると」
リリ「あれこれ理由着けてるけど、単にそーすいの趣味だと思うけどなぁ。
あの人なんだかんだ言って貴族趣味だしね」
ニナ「…お前、時折そういう言い草するが、まさか総帥に反意があるんじゃなかろうな?」
リリ「さぁてね。猫の愛は気まぐれなのさ。
なんにしろ似合ってるよ、その礼服。古の黒の魔女って感じで悪くない」
ニナ「まぁ平常時は以前通りの服装だがな。この恰好で街を歩く気概は、私にもない…」
<エスティ・ラプラスの場合>
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アルバート「ん? どうしたラプラス、昼間から呑みに来たのか?」
ラプラス「違うわよー、イメチェンしたんで見せにきたの。どうこの服?」
アルバート「普通。ってかあんまり前との違いがわからん」
ラプラス「……普通、かぁ……いやそーだとしても、少しは褒めようよ! 礼儀として!」
アルバート(そうもいかんだろ、そんな事したらお嬢ちゃんに刺されかねんし…)
ありゃ咎女、久しぶりねぇ!
似合うと言ってもらえてこっちも安心したわ、世界が変わってもあたしのスタイルを通すわよ。
でも日羽の服も可愛いわよねぇ。あたしもたまにはああいう服…いや、さすがにガラじゃないわ…
日羽さんはとてもかわいらしくなりましたね
どこかのお嬢さんといわれても納得してしまいそうです、えぇ
ラプラスさんもやっぱりお似合いですよ
こう、とても安心します
響香「お前までそんな事を……クールさと可愛さが融合した、いい制服だと思うんだが」
ラプラス「ちなみにこの白衣はあたしが染めたのよん。"赤い白衣"はあたしのトレードマークだしね」
ほほう、日羽さんはかなり変わりましたね。
響香さんのそれはラスベガスのディーラーなイメージ。サマ師をヘッショする的な。
ラプラスさんの白衣は自分で色を変えたんですか? 確かデフォルトは白と黒しかありませんでしたよね?