タイトル:『暁の國 ~戦国魔道絵巻~』
GM :店長
ジャンル:バトル/地域占領戦/拡張世界観
予定日時:未定
希望PL数:2名~4名(1話あたり)
<内容>
時は西暦1515年、舞台は戦国初期の日本。
そこでは魔術師が『魔法遣い』『陰の者』『天狗』などとと呼ばれ、世の裏で暗躍していた。
当時、日本の魔術師たちは3つの勢力に分かれ、互いに争っていた。
そこで当代随一と呼ばれた3人の魔術師が、日本魔術界の統一に乗り出す。
白の魔術師たちを率いる僧侶『妙境院 蓮也』。
黒の魔術師たちを率いる異能の忍者『墨丸』。
赤の魔術師たちを率いる女山伏『御岳山 散華』。
そして三者の争いの傍らで、虎視眈々と魔術師の殲滅を目論む、魔物の統領『妖狐玉藻』――
それは歴史の闇に隠された、もう一つの戦国絵巻。
今、日本魔術界の統一をかけた乱世物語が開帳する。
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<登場トライブ>
〇白のトライブ『妙境院』
主に白の魔術師から成るトライブ。拠点は寺。
後ろ盾である公家の指示により、他トライブの打倒を使命としている。
財政は普通。所属者は贅沢こそ出来ないが、問題なく食べてはいける。
〇黒のトライブ『陰身衆』
主に黒の魔術師から成るトライブ。拠点はとある村。
武家の後援を得て、異能の忍者集団として活動している。
財政は裕福。武家から来る暗殺や諜報の依頼を受けた報酬で潤っている。
〇赤のトライブ『相州天狗連』
主に赤の魔術師から成るトライブ。本拠地は御岳山という山。
何の後ろ盾も持たず、自由気ままに生きる異能者集団。
財政は貧乏。所属者は狩猟や農耕などで、自給自足している。
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<登場NPC>
〇白の魔人『妙境院 蓮也(みょうきょういん れんや)』
白のトライブを統べる法力僧。エネルギッシュで感情豊かな人情家。
公家から下された他トライブの討伐命令には、若干胸を痛めているが、
一殺多生も仏の教えかと考え、3トライブ統一に乗り出す。
※固有魔法『妙境符顕八郎』:
八つの頭を持つ大蛇を創造し、それを使役する。
〇黒の魔人『墨丸(すみまる)』
黒のトライブを統べる忍者の頭目。
粗野で刹那的で女好き。ギャングスタ気質だが、仕事にはマジメ。
人間社会の方でも戦国乱世が過熱化しているのを鑑み、一足先に魔術界を
統一し、武家からの依頼と利権を独占しようと目論んでいる。
※固有魔法『識り難きこと陰の如く』:
自分を知る者から自分に関する記憶を消す。
〇赤の魔女『御岳山 散華(みたけやまのさんげ)』
赤のトライブを統べる女山伏。
各地から眠り児や魔術師を引き取り、弟子として育てている。
性格は浮世離れした平和主義者だが、怒ると手が付けられない。
主に弟子たちの平穏のため、日本魔術界の統一に乗り出す。
※固有魔法『幼老自在』:服用者の年齢を自在に操る丸薬を精製する。
〇知的個体『妖狐玉藻(ようこたまも)』
落とし児たちを統べる、強力な知的個体。
何かと邪魔な魔術師たちを滅ぼす為、抗争に介入してくる。
※特殊能力『殺生石』:致命傷を負うと石化し、かつ毒を撒き散らす。
そのまま回復態勢に入り、やがて復活する。
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<備考>
○舞台は本編の約500年前であり、かつ本編のパラレルワールド。
拙作『天狗の山』に登場した散華が出てくるが、
彼女がこの抗争に勝利するとは決まっていない。
○本編よりハードな世界観。
1話ごとに各NPCがガンガン命を落とし、遺物化していく。
それを数話繰り返し、3トライブのいずれかが勝利するまで戦う。
だが殺伐とした雰囲気にはさせず、むしろ明るくカラッとした
『熱くシンプルなバトル系物語』として進めていきたい。
○なお装備品などの中で、名称が近代的なものは、昔風に読み替える。
例:改造スマートフォン→数珠
ハンドガン→短筒 など
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<解説>
趣味に走って作ってしまった、CT戦国バージョンの拡張世界観シナリオ。
趣味に走り過ぎなのでお蔵入りにしたが、なんとなくそれも忍びないので、ここでひっそりと公開しました。
何かの参考になれば幸いです(なるのか?)