私が制作済みのシナリオの概要を、ここに列挙しておくよ。
GMをやれる程の時間はなかなか取れないけど、シナリオはちょくちょく作ってるんで、
とりあえずここに置いておこうと思う。
私と皆のヒマが出来次第、適宜セッションしていきたいと思うよ。
また他のGMさんたちのシナリオ制作の、参考案にでもなれば嬉しいな。
----------------------------------【共通ルール等】----------------------------------
全シナリオを通じて、以下のルールを採用します。
〇意志ポイント制:基本ルールに基づく意志ポイント制を採用します
〇ユーザー提供NPC登場:当サイトNPC欄にいる全NPCを使用します。
----------------------------------【特殊ルール等】----------------------------------
以下のルールを、シナリオごとに採用します。
〇ドラマパートラウンド制
ドラマパートで、参加PCの皆さんがバラバラに行動するのではなく、
順番に1度ずつ行動する形式です。
全員が1回ずつ行動する単位を、『1ラウンド』と呼称します。
戦闘パートにおける『1ターン』のようなものです。
※ドラマパートにおいて、各PCの出番と行動回数を公平にする為のルールです。
主にドラマ要素の高めなシナリオで採用します。
〇シーンプレイヤー制
これはドラマパートを幾つかのシーンに区切り、シーンごとにPCの中から一人、
『そのシーンの主役となるPC=シーンプレイヤー』を設定する形式です。
シーンプレイヤーは、他のPCよりも、行動選択などの優先権が高くなります。
シーンプレイヤーは持ち回りで、各PCが順番に演じます。
※ドラマパートラウンド制と共に、ドラマ要素の高めなシナリオで採用します。
〇マップ移動制
シナリオの舞台となるマップを用意し、PCがその中を自由に移動出来る形式です。
PCの居場所は、マップ上に示されます。
各PCは自分が移動したい位置を、GMに宣言する事で、マップ内を移動します。
※主に探査系のシナリオや、戦略的要素のあるバトルシナリオ等で採用します。
〇密命ルール
"密命"とは、セッション開始時に各PCが所属トライブ等から与えられる、
秘密の指令の事です。
その指令を達成する事が、それぞれのPCにとっての勝利条件になります。
密命を達成したPCは、セッション終了時に、何らかの報酬を得られます。
※報酬の内容は、ストーリーポイント・コネクション・遺物などです。
トライブ対抗要素がある、PC対戦形式のシナリオで採用します。
〇ハンドアウト
セッション内容に応じて、GMから参加PLに『こんなPCを作って欲しい』という
指針が提示され、それを基に制作したPCでセッションに参加する形式です。
『黒の男性魔術師』といった、ざっくりとした指針のみが提示される事もありますが、
年齢・立場・人間関係なども、詳しく提示される場合もあります。
シナリオタイトル:「ホテル・ストラグル」 ※原案提供:宮野文吾様
ジャンル:知能戦/バトル
セッション予定日時:未定
希望PL数:3名以内(白黒赤各1名)
ルール等:密命ルール/ラウンド制
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<今回予告>
3大トライブの影響力は、世界中の隅々まで行きわたっている訳ではない。
各トライブの影響が比較的手薄な国も、いくつか存在する。
これはそんな国の一つ、ロシアで起きた事件だ。
あなたたちは、それぞれ所属トライブの任務を受け、ロシアに出張中の魔術師。3人パーティではなく、個別に動いている。
任務は簡単な落とし児退治や、連絡業務など。それ自体はすぐに終わったが、帰りの飛行機が雪で飛ばず、現地のホテルに一泊する事になった。
そこであなたたち3人は、初めて顔を合わせた。
3トライブの魔術師が、こんな異国のホテルで、偶然邂逅するとは。
互いに警戒するあなたたちに、さらに幹部から不穏な報せが届く。
そのホテルに反魔術組織『捕り手』の一員が泊まっているというのだ。
捕り手の名前や顔はわからない。だが危険な存在である事は確かだ。
幹部たちは捕り手を探して捕まえるよう、あなたたちに命じる。
だが各トライブの思惑はそれだけではなかった。
幹部たちはその裏で、捕り手の処遇を巡って、あなたたちにある『密命』を下した。
そのホテルに先行して宿泊している仲間を探し、協力して密命を果たすようにと。
むろんその密命は、他トライブに明かしてはならない。どのトライブにも秘めた目的があるのだ。
密命を果たすのはどのトライブか? そして捕り手の正体は?
雪に閉ざされたホテルを舞台に、騙し合いの一夜が始まる。
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<セッションの目的:3トライブ共通任務>
〇ホテルの宿泊客の中から、『捕り手』を特定して捕縛する事
<シナリオルール>
○PCはそれぞれ、自分の所属しているトライブから、『密命』を与えられる。
密命を達成したPCは、セッション終了時に報酬を得られる。
○一定のシーンを過ぎると、PC同士の戦闘が可能となる。
敗北したPCは、しばらく意識不明(行動不能)となったのち、HP1で復帰する。
<状況>
〇当日のホテルの宿泊客は、あなたたちを含めて8名。
①PC1(白)
②PC2(黒)
③PC3(赤)
④NPC1(白)
⑤NPC2(黒)
⑥NPC3(赤)
⑦NPC4(捕り手)
⑧NPC5(不明)
〇PCは互いに顔を知っているが、どのNPCがどのトライブに所属しているかはわからない。
NPC側もあなたたちの顔を知らない。もちろん捕り手の顔もわからない。
セッション開始時点で、幹部との通信が途切れたため、情報面での協力は仰げない。
〇同トライブのNPCに、あなたの所属トライブを告げると、共闘関係を結べる。
他トライブのNPCに、間違ってあなたの所属トライブを告げると、攻撃などを受ける。
〇密命を果たすためには、同トライブのNPCの協力が必要。
状況によっては、他トライブの魔術師であっても、交渉次第で共闘する事は可能。
他トライブの魔術師を騙して、味方に引き入れる事も可能。逆に騙される事もあり得る。
〇捕り手の目的は、ホテルに泊まっている全魔術師の抹殺。
とはいえ全員を一度に相手にするのは不可能なので、正体を隠したまま、一人ずつ狙っていく。
シナリオの展開次第では、NPCが殺害される事もある。
〇この『誰が敵で誰が味方かわからない状況下』で、会話などにより他キャラの情報を引き出し、
自分の味方と敵を特定する事が、セッションクリアの鍵となる。
秘話機能をフルに駆使して、水面下の駆け引きをする事が、ゲームのメイン部分となる。