黄昏編インターミッション 『陽だまりの中で』 プロローグ

◆ 　 『終焉の魔女』の件が収束した後。 　 そして降魔の一斉強襲が発生する前日の出来事―― 　 その日、激戦の合間に、束の間の平穏が生まれた。 　 ３トライブがそれぞれ、当面のすべき事を終え、わずかな休息に入ったのだ。 　 隣神との戦いが控えてるとはいえ、魔術師たちが自らの手で得た、穏やかな時間。 　 魔術師たちはその貴重な時を、それぞれのやり方で享受する。 　 仲間や恋人と過ごす者。 　 しばらく会っていない誰かに会いに行く者。 　 因縁のある魔術師と決着を着けに行く者。 　 今後の戦いに備えて鍛えたり、魔術研究を進めたり、戦術を模索する者…… 　 どう行動するかは自由だ。 　 残された時間は、恐らくそう多くない。 　 どうかこの平穏な時を、悔い無きものに。 　 ①任意の魔術師と会う 　 ②任意の魔術師と戦う 　 ③今後の戦いに備える 　 ④その他